Google Analyticsで自分自身のアクセス数を除外する方法です。
なお、プラグインは使わずにfunctions.phpを改造します。
◆ 安全にfunctions.phpをカスタマイズする方法
functions.phpの修正に不安がある人は以下を参考にしてください。
functions.phpを直接修正するのは不具合時の対処やテーマ更新時に大変ですよね。それでも手間を減らす方法もあり、ここで紹介する方法と以下の記事の内容でそこそこ安全に改造できます。拡張用のfunctions.phpを新規作成する最初にカスタマイズ用のコードを記述するためのphpファイルを作成します。配置するディレクトリとファイル名は好みで大丈夫です。とりあえず、ここではfunctions.phpと同じディレクトリにextend-functions.phpとして作成し...
コードを追加する
functions.phpとかに以下のコードを追加します。
if ( !current_user_can('administrator') ) {
add_action( 'wp_head', function() {
$code = <<< EOF
<!-- ここにGoogle Analytics用のスクリプトを書く -->
EOF;
echo $code;
} );
}
Google Analytics用のスクリプトは自分のアカウントから入手してください。
スクリプトをコピペすると、こんな感じのコードになると思います。
if ( !current_user_can('administrator') ) {
add_action( 'wp_head', function() {
$code = <<< EOF
<!-- Google tag (gtag.js) -->
<script async src="********"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', '********');
</script>
EOF;
echo $code;
} );
}
仕組み
WordPressにログインしてる時の管理者情報でコード追加の有無を判断してるだけです。
管理者に関係なくログイン状態だけで判断したい場合はis_user_logged_in()を使います。
つまり、自分自身=管理者ログイン中となります。なので、ログインせずにサイトを閲覧するとアクセス数は増えます。
ただ、便利な部分もあり、Chromeのシークレットモードを使うと簡単に管理者視点とユーザー視点の閲覧を切り替えできます。
あとがき
Google Analytics側で対象IPアドレスを除外する方法がありますが、この方法は固定IPを持ってる人が対象です。
定期的にIP設定を更新するのも正気か?って思うので、心決めてfunctions.php触るかプラグインを使いましょう。
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