Visual Studioでプロジェクトを作成して実行しよう!
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[C#] Visual Studioでプロジェクトを作成して実行しよう!

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Visual Studioをインストールしたので、実際にプロジェクトを作って実行してみましょう。
ここでは今後の学習のために必要な最低限の手順を伝えます。プログラミングを始めるために必要な方法なので覚えてください。

管理人

と、その前に謝罪しないとなんですが、このページでは画像を使ってVisual Studioの操作を説明します。
ただ、僕のVisual Studioは色々カスタマイズしてるので、ちょっと表示が違います。

りさ

手抜きだ!

管理人

表示位置が違うだけだから探せば項目は見つかります。こんなことはよくあるから慣れてくれ。

プロジェクトファイル

C#で開発するには必ずプロジェクトファイルを作成する必要があります。このプロジェクトですが、1プロジェクト1プログラムが原則です。
.csprojってファイルが本体で、超大雑把に言うなら1プロジェクトで1つのexeファイルが作れます。

では、早速プロジェクトファイルを作成しましょう。手順を画像でまとめてるので、同じように操作してください。

STEP
メニューからプロジェクトの作成を選択する。
Step. 1: メニューからプロジェクトの作成を選択する
STEP
作成するプロジェクトの種類を選ぶ。
Step. 2: 作成するプロジェクトの種類を選ぶ
STEP
プロジェクトの設定を入力する。
Step. 3: プロジェクトの設定を入力する
STEP
.NETのバージョンを選択する。
Step 4: .NETのバージョンを選択する
STEP
作成したプロジェクトが自動で開く。
Step. 5: 作成したプロジェクトが自動で開く
管理人

C#はプロジェクトファイルを必要とするので、軽いプログラムを作るのも手間と批判されがちなんですよね。
今は無くてもいいのかな。正直、手間と感じたことがないので仮になくても別に的な感じですが。

POINTプログラムを開発するには最低1つのプロジェクトファイルが必要。

ソリューションファイル

複数のプロジェクトを管理するファイルです。C#の仕様上、1プロジェクトでも必ずソリューションを必要とします。
.slnってファイルが本体で、エクスプローラから開くとVisual Studioが起動します。

今後、開発中のプログラムを閉じた後に再度開く場合は、このファイルを実行してください。

ソリューションファイル
りさ

複数のプロジェクトが必要な理由は何ですか?

管理人

例えば複数のexeが連携する仕組みだったり、将来の話をすると共有ライブラリを作るためだよ。
このライブラリは複数の機能をまとめて、他のプログラムから呼び出せるようにする機能だよ。

POINT1つのソリューションファイルは複数のプロジェクトを管理する。

Program.cs

これがC#のプログラムを書くファイルです。当分はこのファイルを修正して学習を進めます。
実践レベルで言うと、複数の.csがプロジェクトに管理され、1つのプログラムを構成します。

Program.cs
りさ

複数に分割するメリットは何ですか?

管理人

1ファイルに全コードを記述したら長すぎて辛い。後は複数人で開発するために分割してるんだよ。

ビルド

プログラムはコードを記述しただけでは実行できません。コードから実行ファイルを生成する必要があり、それをビルドと言います。
このビルドは内部的には構文解析、コンパイル、リンカとか色々あるのですが、今の時点で聞いても100%寝るのでやめておきましょう。

覚えて欲しいのは、ビルドしないとプログラムの実行ファイルは作れないってことです。

では、次の画像と同じように操作してください。

STEP
メニューからビルドを選択する。
STEP
項目から['プロジェクト名'のビルド]を選択する。
Step. 1: メニューからビルドを選択する
管理人

ソリューションのビルドってのはソリューションが管理する全プロジェクトをビルドする時に使います。
後、ビルドは頻繁に使うからCtrl + BまたはCtrl + Shift + Bのショートカットを覚えましょう。

POINTビルドすることでプログラムの実行ファイルを生成できる。

リビルド

ビルドは変更があった部分のみビルドします。対してリビルドは一度クリーンしてゼロからビルドします。
通常はビルドで十分なんですが、リンクの設定とか色々な事情で失敗することがあって、そんな時はリビルドします。

りさ

困ったらリビルドすればいい?

管理人

Yes。たぶん学習の範囲ではビルドで十分だと思うよ。

POINT困ったらリビルドでヨシ!

デバッグ

プログラムを実行してテストすることです。このデバッグを駆使してプログラムの動作確認を行い、バグを取り除きます。
ただし、当分は難しいプログラムを作らないので、[デバッグ無しで開始]を選んで実行してもらいます。

では、次の画像と同じように操作してください。

STEP
メニューからデバッグを選択する。
STEP
項目から[デバッグなしで開始]を選択する。
Step. 1: メニューからデバッグを選択する
STEP
プログラムが起動する。
Step. 2: プログラムが起動する
管理人

デバッグ実行すると実行結果がすぐに消えちゃいます。これの対策はめんどいので当分はデバッグなしで実行してください。
また、F5でデバッグあり、Ctrl + F5でデバッグなし、このショートカットは便利なので必ず覚えてください。

実行ファイルの場所

学習段階のプログラムを直接実行することはないのですが、作成したプログラムがどこに存在するかも伝えておきます。
.NET系の実行環境が入ってる前提ですが、このフォルダごとコピーすれば、別のPCでも自作プログラムが動きます。

実行ファイルの場所
管理人

本来ならReleaseビルドして不要なファイルを消します。仮に自作アプリを配布する時がきたら気にしてください。

あとがき

今後もこの手順でプロジェクトを用意しましょう。新規に作るかエクスプローラから丸ごとコピーするかは任せます。

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