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Steamのサマーセールで購入した白昼夢の青写真をプレイしました。
また、神ゲーに出会ってしまった。これは感想を書くしかないぜ。
補足ネタバレを含む感想はクリックで開閉できます。プレイ前に読んでも大丈夫です。
Laplacian
白昼夢の青写真 (Nintendo Switch)
ゲーム情報
公式サイト | https://laplacian.jp/yonagi/ |
タイトル | 白昼夢の青写真 |
ジャンル | SFADV (ビジュアルノベル) |
ブランド | Laplacian |
リリース | (R18) / (全年齢) |
価格 | ¥4,800 |
プレイ時間 | 約22時間 |
R18なんだけど。
安心して下さい。Steamは全年齢です。Switchは知りません。
クリエイター情報
企画・原作・シナリオ | 緒乃ワサビ |
原画 | 霜降 / ぺれっと |
デザインワーク | 上都河希 |
ディレクター | 林亮介 |
サウンドディレクター | Muu Dogg |
高評価ポイント
圧倒的なシナリオの量と質
この作品はCASE1、CASE2、CASE3に加えてCASE0の全4シナリオから構成されます。
実はこの作品、非常に評価が高く、ランキングがあれば最上位どころか1 ~ 3位くらいの位置にいます。
よくある、死ぬまでにプレイしろ的なゲームにも入ってるので、かなり知名度が高いです。
もちろんCGやサウンドも評価されてますが、やはり1番はシナリオですね。
プレイすると分かりますが本当に心に残ります。最初にCASE1 ~ 3を用意してるのも納得。
ちなみに全てのCASEにOPとEDがあり、複数のゲームをプレイしてるような気持ちになります。
しかも、このシナリオを全部1人で書いてるらしい。マジで人間じゃねぇな(褒め言葉)。
1人で書いてるからこそ繋がりがしっかりしてるのかもね。
文章が読みやすいのも良かった。
ノベルゲームの読みやすさは大切だよね。
超綺麗なCG
全体的にCGがめっちゃ綺麗です。いわゆる美しい系のイラストが多い印象。
とりあえず、公式ギャラリーにもあってネタバレにならなそうなこれとかどう?
1人でヒロイン全役
公式サイトに書かれたCVから分かると思いますが、4人のヒロインを演じてるのは全て同じ人(浅川悠さん)です。
CASE0 ~ 3は描く時代も違えば、全ヒロイン個性強すぎなのに、これの演じ分けが素晴らしい。もしかして分身してます?
コスパが良い
普通に買うと4,800円ですが、セールを狙えば30 ~ 50%OFFで買えると思います。
まぁ、元々は8000円くらいのゲームだからノーセールでも安いのですが。
僕は50%OFFで購入しました。
50%OFFは稀だよ。今後は見つけたら迷わず買おう。
残念ポイント
全体的に素晴らしすぎて駄目な部分ないんですが、シナリオで個人的に気になった部分が1つあります。
ただ、若干ネタバレに近しいので、ここじゃなくて後半に書きます。正直、どこも悪くない。100億点。
レーティングの違い
公式に丁寧な説明があるので、そっちを参考にしてください。
STEAM版『白昼夢の青写真』の変更点についてhttps://laplacian.jp/yonagi/column/column-05
シナリオも加筆されてるから素直にSteam版を買うべし。
公式の説明だとリメイク扱いだよ。
購入時の注意
元々のレーティングもあり、一部のシナリオが本当に全年齢? 大丈夫? これレーティング通ってる??って内容です。
ネタバレになるので控えますが、特にCASE1がとてもとてもあれで、人によっては不快感を感じる可能性がなきにしもあらず。
感想 (ネタバレ含む)
クリックして感想を見る。
気になった部分はメインヒロイン世凪の思考空間って能力です。
やれば分かりますが、この作品はシナリオにあり得ないレベルのこだわりがあります。
何が凄いって、作中に未来の技術的な話とか遺伝子の問題とか病気とか、結構しっかりと説明があるんですよね。
それに加えて説明の順番も適切で、ミスリード含めて「ほえぇぇ」って感じる部分が多々ありました。
なのに、世凪の他者に自分の想像を見せる能力の説明がないです。これ単なる超能力ってことでOK?
エミュレータだと1万人?で駄目なのが、世凪を使えば300万人でもOKみたいな設定は無理すぎん?
これが気になった部分ですね。
シナリオが強いからこその疑問だよね。
別に超能力でもいいんだけど、それなら他の病気とかも複雑な説明いらなくね。
気になった部分については以上。次に高評価ポイントを記載するなら、やはりシナリオの質量ですね。
ちなみに僕はラストをハッピーエンドと認識してます。てか、色々な考察あるけどハッピーエンドじゃなきゃ鬱。
特にCASE1、CASE2、CASE3は単体でもゲームになってるのが凄いですね。僕はCASE3が好き。
そして、そこから始まるCASE0も少年編、青年編、大人編みたいに順番に描かれるのが超丁寧。
世凪がメインヒロインだけあって、そこに対するシナリオ量が半端ないです。
自分のプレイ時間を参考にするならCASE1、CASE2、CASE3は全部で10時間未満、各3時間くらいで終わります。
対するCASE0はそこから12時間くらいあります。いやぁ、他が早かったのでCASE0の長さには驚き。
やはり世凪がメインヒロインであり、全て世凪のための物語ってことでしょう。ゲームの冒頭もそんな感じだもんな。
青年編の後半からラストは衝撃の連続で、今までの伏線を回収していく結構ありがちなパターンだと思います。
1番印象に残ったのは遊馬先生が手術に走った部分ですかね。普通に「はっ?こいつ何してんの?」ってキレました。
この世界、寿命も長くて遊馬先生の妻も延命できてるし、世凪が自然と自我を失うまで待っても良かったのでは?
後は定期的に割り込んでくるギャグパートが面白かったです。特にツッコミ担当の世凪(or すもも)が可愛い。
リープくんは化け物にならなくて本当に良かった。本当に...
あとがき
もしプレイするならCASE0は1日掛けて走り切ることをオススメします。
どうして?
先が気になって仕事できないから。
Laplacian
白昼夢の青写真 (Nintendo Switch)
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